社畜向けフットサル業務論
●本記事の執筆背景【フットサルと仕事の関係】
以下2点の時系列にてそれぞれ述べる。
1.定年前、いかに楽しく働くか?
2.定年後、いかに楽しく過ごすか?
●執筆背景1(定年前の勤務の充実度向上)
仕事ばかりしていると短期的目線でみれば仕事の推進力は、若いときは高いが、歳をとるにつれて体力が低下し、徹夜ができなくなってくる。
定期的な運動習慣がなければ健康を損ない、身体能力の低下が思考力低下を招き、若手から慕われるような人格を損ない、優秀なメンバーとの共同作業に支障をきたす。
定期的な運動習慣として定着しやすいスポーツとしては、ランニングやテニス、水泳など様々なものが候補としてあるが、個人的にはフットサルが好ましいと思うため、フットサルを例に挙げる。(理由は後述)
●執筆背景2(定年後の充実度向上)
サラリーマン技術者である以上、定年は存在し、定年を過ぎると仕事以外での人生の楽しみを見つける必要がある。
私の場合は電気電子制御系のエンジニアであるため、例えば趣味でEV(電気自動車)の小型インバータを設計するとか、外資系のアプリケーションエンジニアとしてそこそこの給与を貰いながら、若手をサポートしつつ何かしら本業と近い部分で関わり続ける、というのもあるが、個人的には仕事一辺倒な人生、というのは後悔を生む気がしている。
一方で定年間際になって新たな楽しみ・生き方を見つけるのはほぼ不可能に近い。
そこで定年後の人生にバランスをもたせる、という意味でも何かスポーツを趣味として若い間に定着させておくのが好ましい。
※誰しも何かしらスポーツはやってきていると思うが、30~40代の働き盛りだったり友人が家庭を持ったりして疎遠になったとしても、歯を食いしばってスポーツを継続して行っていく強いモチベーションが必要。
ただ苦しいだけではなく、投資で言えば短期投資ではなく、長期投資の部類に入るが、そのリターンは十分にあるといえる。
●執筆背景まとめ
以上より、定年前後を通じた人生充実を目的として、業務のことしか頭にない社畜の言葉で、フットサルと業務の関係性を述べていく。
後述するフットサル業務論を取り入れていくことで、社畜度も向上し、結果豊かな社畜人生を歩むことができると信じている。
よってあくまで業務のために、フットサルへの愛(気持ち)を高める記事を記載する。
社畜は健康のために何か(フットサル)をやっても上達せず、上達しなければ面白くなく、面白くなければ続かないため、結果的に健康を損ない、大好きな仕事に支障をきたす。
フットサルが大好きになれば、誰に何を言われるまでもなく自分で勝手に運動する習慣が身につくようになる。それはもう健康を手に入れたということと同じ(一人で頻繁にフットサルをやらないと気が済まなくなるため)であり、定年前に充実した社畜ライフを、定年後には本業以外の楽しみ(フットサル)を得たということとと同義といえる。
●体力、という大前提
フットサルを楽しむためには一定以上の持久力は基本的条件であり、まずはランニングなどで体力量を一定以上にキープできることが大前提。
上記は当たり前のことだが、その当たり前のことすら出来ない、あるいは出来ていないことにすら気づけないほど時間的、精神的余裕がないのが社畜の特徴である。
このことをまず認識することが健康的な社畜への第一歩。
前置きが長くなってしまったが、フットサルの上達=社畜としてのレベルアップにどうつながるのか?ということについて述べていく。
●老害化要因の推測とその予防策【=フットサル】
仕事が純粋に大好きで仕事ばかりしている人や、見栄や社会的地位、劣等感などの感情メインの人など色々な人がいるが、全部ひっくるめて社畜として定義。
仕事ばかりしている人は、その業務の遂行能力が高くなるため、尊敬の対象部類として挙げられる一方、人間性を徐々に損なっていく人が自分の身の回りでは一定数いる。
(仕事で難しいことがどんどんできるようになるにつれて、挨拶や思いやり、感謝、気遣いなどの簡単なことができなくなってくるというトレードオフ現象)
上記現象(俗にいう老害化)の要因の一つに定期的な運動習慣の欠如による体力低下は確実に関係しており、老害は大体は小太りだったり見た目が衰えている人が多いため、フットサルはその老害化予防策となる。
●フットサル業務論 その1:プレイ(業務)中の動き方
まずフットサルは1ゲーム中、休みという概念が当たり前だが存在しない。
約10分常に考え続け、動き続ける必要があり、長距離マラソンのような持久力ではなく、瞬発力が鍛えられる。
これはデスクワークメインの技術者では鍛えられない能力であり、フットサルを続けることで、若手の頃の勢いを維持し続けることができる。
常にゴールへの導線を意識すれば、自分が今何をすべきか、誰にお伺いを立てるまでもなくわかる。
フットサルは計画変更を頻繁に、秒単位で行うため、フットサルでの判断速度向上の訓練は業務にも活きる。
とは言え、基本の立ち回りを抑えておくことが重要。
例)ディフェンスではゴールへの導線を防ぐ。
・味方陣地(コートの自分ゴール側)に自分がいる場合
ゴールとの間に常にいるようにする
・敵陣地(コートの敵ゴール側)に自分がいる場合
相手を外側に寄せる。
対面上で勝負する場面では相手の利き足側に常に立つ
(大体右利きが多いので、自分から見て左側から寄せることを常に意識)
例)オフェンス
ゴールへの導線上にいればいい。自分がゴールを打てる場所だけでなく、周囲のチームメンバの動き、ポジションを見ながら、2手、3手先でゴールへの経路を思い描いておけば、パスが来た際に落ち着いて行動ができる。
また中央に味方がいない場合は、中央に積極的に入ること。
中央は四方360度に動けることがメリットである反面、四方360度からのプレッシャーに晒される。
ただし、味方の誰かが中央にいないと味方のパスルートが限定的になってしまうため、空いていれば入ること。
●フットサル業務論 その2:ボール(業務)のトラップ(受け方)
ボールのトラップ時は足をふらつかせず、足裏で待ち構えて止めるのが基本。
足裏からボールを離さず、無駄に転がさないことで、ボールのキープ力、
パスの精度が大幅に上がる。
初心者はボールを弾いて足元から離してしまうので、ボールコントロールに
気を取られてしまい、周りを見る余裕がなくなる。
仕事も同じで、業務を受けるときにその業務を無計画に受けるのではなく、
その2手、3手先、およびゴールとそのゴールまでの導線をどう引くか考えてから受けることで、プライベート時間をキープする余裕ができる。
難しいのが走りながらトラップする技術。
自分の足元の近くにボールが必ず来るわけではなく、余裕のないプレイ中は歯を食いしばって前に抜きんでる加速力がないとボールの位置まで届かないようなパスが頻繁にある。
落ち着いてパスを受けることばかり考えていると、届く距離にパスがきたとしてもボールをトラップする瞬間、減速してトラップしようとするため、若干ボールに追いつかずパスをこぼす、という場面もよくある。
よって、なるべく余裕のない体勢でも、まずはボールの場所まで全力で加速して、ボールをキープし、味方が繋いでくれたチャンスをなにがなんでもモノにする、という精神でいることで、チームの中での信頼もあがり、勝手にボール(チャンス)がどんどん舞い込んでくる。
●フットサル業務論 その3:ドリブル(業務遂行)力
ここは追記予定。
パス回しがうまい人だけでチームを構成しても壁(ディフェンス)を突破しにくいのと同じ。一人で業務上の壁を突破できるセンス、攻撃力が重要。